はじめに・・・薄毛の原因は脳と関係あるかも?
はじめに・・・
体に起こるすべての現象にはたまたま起きてしまったものはなく、体にとって何らかの意味があります。
体に何らかの症状が現れた場合に、上のことを頭にいれてないとその場しのぎの対処となり、長期的にみると体にとって間違った対処をしてしまうこともあります。
例えば、風邪をひくと発熱しますが、体は体温を上昇させ免疫機能を強化、代謝をあげ、咳くしゃみを起こし、排泄を促します。そうすることで体に侵入した感染源に対して戦闘態勢で挑んでいます。しかし、体調が崩れ気分が悪いからと早めに解熱剤や咳くしゃみを抑える薬を飲んで体の戦闘モードを抑えてしまうとかえって風邪が長引くことがあったりします。
体の自己治癒能力は私たちが思っている以上に正確に綿密にしかも、タダ働きで頑張ってくれているのです。
私たち人間の体は緻密に連携されたシステムによって守られています。システムの働きすべてに意味があります。
そのことを頭に入れて「薄毛」ということについて考えてみると、もちろん細胞レベルでの薄毛の原因の追究も大事ではありますが、「薄毛になる」ことが体にとってどのような意味をもつのかともうすこし大まかな捉え方と体全体との関連性で考えることがもっと重要だと気付くことができます。
私はそのような考え方で導き出された原因に対して対処することが根本的な解決につながると考えます。
そして、「将来ハゲたくない」という恐怖心を原動力に、医学書から得た知識や経験知をもとに私なりに考察した結果、私なりに合理的に納得のいく結論に達しました。